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大腸がんのリスク因子ってどんなものがあるの?

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こんにちは、尚視会理事長・消化器内科医の原田です。

 

今回は、大腸がんの原因となるリスク因子についてお話したいと思います。

 

大腸がんは、現代社会において重要ながん疾患と考えられます。最新のデータでは、2020年のがん罹患数予測は男女合計で15万を超え1位、がん死亡数予測では5万を超えており2位となっています。

 

とくに女性のがん死亡数予測では1位となっているため、早期発見・早期治療が重要な課題となっています。女性においては、乳がんや子宮がんなどの婦人科系のがんよりも大腸がんの方が問題となってきているのが現状です。

 

下の表は、2020年の各臓器におけるがんの罹患予測数と死亡予測数を表したものです。罹患数では、男女で大腸がんが1位となっています。また、がん死亡数は肺がんに次いで2位となっています。

 

最新のがん罹患数予測(2020年)

最新のがん死亡数予測(2020年)

国立がん研究センターがん対策情報センターホームページ.

https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/short_pred.html

 

 

大腸がん増加の原因としては、社会生活の変化に伴う身体活動の低下や食生活の変化などが挙げられます。

 

大腸がんのリスクを上昇させる確実な因子としては、

・加工肉(ハム、ソーセージなど)

・飲酒(アルコール)

・肥満

・高身長

・喫煙

 

リスクを上昇させるほぼ確実な因子としては、

・赤身肉

があります。

 

反対にリスクを低下させる確実な因子としては、

・運動

 

リスクを低下させるほぼ確実な因子としては、

・全粒穀物

・食物繊維を含む食品

・乳製品

・カルシウムサプリメント

 

リスクを低下させる可能性があるものとしては、

・ビタミンCを含む食品

・魚

・ビタミンD

・マルチビタミン

などがあります。

 

リスクを上昇させる因子を常習されている方は、一度大腸の検査(大腸カメラ)をご検討してください。とくに中年の方で肥満があり、飲酒・喫煙・お肉をよく食べる方は非常にリスクが高いです。そのような方の大腸カメラをすると必ずと言っていいほど大腸ポリープが見つかり、ある一定の確率で大腸がんが見つかっています。

 

*World Cancer Research Fund/ American Institute for Cancer Research. The Third Expert Report. Diet, Nutrition, Physical Activity and Cancer: A Global Perspective, American Institute for Cancer Research, Washington, DC, 2018.

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