検査のご案内

当院では、下記の検査を行っています。検査についてご質問のある患者様におかれましては、直接診察時に担当医師にご相談いただきますようお願いいたします。

血液検査

採血コーナーの写真当院では、血液検査に精通した臨床検査技師により血液検査センター(健診プラザ内)にて血液検体を取り扱っています。主要な血液検査項目に関しては、1時間程度で結果を出すことが可能です(血液検査項目によっては当日に出ないものもあるため、その場合には後日結果をお伝えすることとなります)。

採血検査は、消化器疾患を扱う我々にとって必要不可欠な医療行為です。当院の採血は、一定の研修を受けた看護師および臨床検査技師が当院の医師の指示のもとガイドラインに則って行っています。基本的に採血行為自体は安全性の高い医療行為ではありますが、ある一定の確率で軽度の合併症が起こることが報告されています。

採血検査で起こり得る合併症

皮下血種

採血した部位が青く腫れることがあります。採血をした後は5分くらいご自身で、採血部を圧迫して止血を行うようにしてください。

迷走神経反射

採血中にめまい・冷や汗・失神などを起こすことがあります。転倒して頭部を打つこともありますので、以前このような経験があった患者様は事前にスタッフにお伝えいただきますようお願いいたします。

神経損傷

採血は通常利き手の反対のひじ周辺の血管から行います。血管の周囲には数多くの神経が存在しており、採血の際に針が神経に触れて傷つくことがあります。確率的には低いのではありますが、万が一採血時に痛みを覚えた場合にはスタッフにお伝えください。ほとんどの場合には、1か月以内に痛みが消えます。

上記のような合併症が起こった場合には、最善の対応をさせていただきますが、合併症に対する診療は通常の保険診療で行うこととなりますことを予めご了承ください。ご不明な点等ございましたらお気軽にスタッフにお声掛けください。

エコー検査(超音波検査)

超音波検査は、体表より超音波装置を当てて画像化する検査です。当院では、専門の臨床検査技師により超音波検査を行っています。

当院で可能な超音波検査

腹部エコー室の写真

  • 腹部エコー検査
  • 甲状腺エコー検査
  • 心臓エコー検査
  • 頸動脈エコー検査
  • 乳腺エコー検査

*甲状腺エコー検査、心臓エコー検査、頸動脈エコー検査、乳腺エコー検査に関しては健診プラザにて行っています。検査についてご質問のある場合には、スタッフにお気軽にお声がけください。

検査は超音波検査室にて行います。検査時間は、10~20分程度で終了します。エコー検査結果は、電子カルテを通じて担当の医師が確認して診断を行うことが可能です。

腹部エコー検査はご予約なしでも受けていただけます。ご希望の方は、下記のWEB予約または診察予約ダイヤルよりご予約も可能です。

腹部エコー検査時の注意事項

  • 検査時にお腹に検査用のゼリーをつけて検査を行いますので、汚れてもかまわない服装でご来院されますようお願いいたします。
  • 検査は絶飲食での検査が基本となりますので、朝の食事は控えるようにお願いいたします。必要なお薬に関しては内服をしていただいて問題ありません。

妊娠をされている患者様へ

エコー検査の超音波は人体に対して影響がないため妊娠中の患者様も問題なく検査を行うことが可能です。安心して検査を受けていただけます。

腹部検査のおおよその金額(3割負担)

当院で保険適用により腹部エコー検査(超音波検査)を受けられる場合、3割負担の方の費用は以下が目安です。

保険診療 3割負担
腹部エコー検査 約1,500円

下記は検査に関する注意点です。検査内容や併用される診察・採血などによって費用は前後することがあります。

  • ※ 上記は検査単体の費用です。診察料・採血料などは別途発生する場合があります。
  • ※ エコー検査は痛みを伴わず、妊婦さんやご高齢の方でも安心して受けられる検査です。

生理機能検査

生理検査室の写真生理機能検査は、健診プラザの生理機能検査室にて行っています。生理機能検査室では下記の検査を行っています。

  • 心電図
  • ホルター心電図
  • 呼吸機能検査
  • 血圧脈波検査
  • 聴力検査

心電図

心電図検査は、身体の表面から心臓の拍動の際に生じる電気的な活動を波形として記録する検査です。寝台に横たわり安静の状態で検査を行います。

心電図を装着した写真

心電図検査のおおよその金額(3割負担)

保険診療 3割負担
心電図検査 約400円

ホルター心電図

日常生活の中で心電図を24時間記録するのがホルター心電図検査です。携帯型の検査機器を身体に24時間装着して通常の生活をしてもらいつつ心電図を計測します。ホルター心電図の装着時には、運動などの制限はとくにありません。ホルター心電図では、主に不整脈を診断するために行う検査です。

呼吸機能検査

呼吸機能検査は、肺の機能を評価するための検査です。主に3つの肺機能である「肺活量」「1秒量」「肺拡散量」を測定して、肺の健康状態を評価します。また、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎(肺線維症)、喘息などのご病気を疑う場合にも行われる検査です。

呼吸機能検査装置の写真

血圧脈波検査

動脈硬化(血管の硬くなり弾力性が失われた状態)の程度を評価する検査です。寝台で寝て安静の状態で、両手両足に血圧計・心電図電極を装着して計測をします。

聴力検査

聴力検査は、聴覚の状態を評価する検査です。ヘッドフォンを装着して、低音(1,000Hz)と高音(4,000Hz)の音を出して聞こえるかどうかを検査します。耳のご病気などで難聴の場合には、聞き取りづらいことがあります。

胃内視鏡検査(胃カメラ)

内視鏡検査室の写真胃内視鏡検査は、内視鏡センターにて検査を行っています。検査時間は、10分程度で終わります。静脈麻酔を使用して寝た状態で検査を行う場合には、検査後に30分程度回復室で休んでいただく必要があります。

胃内視鏡検査については、下記にて詳しく説明しておりますのでご参考にしてください。

胃内視鏡検査のおおよその金額(3割負担)

当院で胃内視鏡検査を保険適用で受けられる場合、3割負担の方の費用は以下が目安です。

保険診療 3割負担
胃カメラ 約5,000円

下記は内視鏡検査に関する注意点です。使用する薬剤や処置内容により費用が前後する場合があります。

  • ※ 鎮静剤の使用料は追加費用なしで含まれます。
  • ※ 組織検査(生検)を実施した場合は、別途費用がかかります。
  • ※ 上記は検査単体の費用です。診察料・採血料などは別途発生する場合があります。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

内視鏡検査中の写真大腸内視鏡検査は、内視鏡センターにて検査を行っています。検査時間は、10~20分程度で終わります。大腸内視鏡検査を受けていただく場合には、大腸の前処置(下剤内服)が必要です。検査について詳細は、下記をご参考にしてください。

大腸内視鏡検査のおおよその金額(3割負担)

当院で大腸内視鏡検査を保険適用で受けられる場合、3割負担の方の費用は以下が目安です。

保険診療 3割負担
大腸カメラ 約5,500円
大腸ポリープ切除(1個あたり) 約8,000円~12,000円

下記は内視鏡検査に関する注意点です。使用する薬剤や処置内容により費用が前後する場合があります。

  • ※ 鎮静剤の使用料は追加費用なしで含まれます。
  • ※ 組織検査(生検)やポリープ切除を実施した場合は、別途費用がかかります。
  • ※ 上記は検査単体の費用です。診察料・採血料などは別途発生する場合があります。

超音波内視鏡検査

GF-UCT260の写真超音波内視鏡検査は、内視鏡センターの超音波内視鏡検査室にて行っています。超音波内視鏡検査はEUS(イーユーエス;Endoscopic Ultrasonography)とも言い、内視鏡スコープの先端に超音波が出る装置を装着しており、胃などの消化管に挿入して人体の中から直接的に超音波を当てて膵臓・胆のう・胆管・肝臓・リンパ節などを評価することができる検査方法です。

当院では、オリンパス社のGF-UCT260を導入して膵臓・胆のう・胆道などの評価を行っています。検査についてご相談の場合には診察時に担当医にお気軽にお声がけください。

超音波内視鏡検査のおおよその金額(3割負担)

保険診療 3割負担
超音波内視鏡検査 約6,000円

胃バリウム検査

透視室の写真胃バリウム検査は胃透視とも言い、バリウムを飲んでX線の透視下で胃・食道・十二指腸を撮影する検査方法です。胃バリウム検査は、透視室で医師の指示のもと専門の放射線技師が行います。検査結果は、医師が電子カルテで撮影された画像を確認して読影を行います。

胃バリウム検査は、健診で行うことが多い検査ではありますが、胃内視鏡検査に取って代わられてきている検査方法です。健診で胃バリウム検査から胃内視鏡検査に変更を希望される患者様に関しましては、検査予約ダイヤルないし直接スタッフにお声がけくださいますようお願いいたします。

胃バリウム検査(上部消化管X線検査)は、発泡剤とバリウムを服用したうえで、胃の中の状態をX線で撮影する検査です。検査台の上で体を回転させることで、胃の全体像や粘膜の変化を立体的に確認できます。

胃バリウム検査については下記を参照してください

胃バリウム検査のおおよその金額(3割負担)

保険診療 3割負担
胃バリウム検査 約3,500円

胸部X線検査

X線室の写真胸部X線検査は、胸部レントゲン検査とも言います。検査はX線検査室にて行っています。胸部X線検査は、医師の指示のもと専門の放射線技師が行っています。

胸部X線検査では、肺・縦郭・心臓などの異常を確認するために行う検査です。放射線を当てて検査を行いますが、その線量は非常に低いため人体に影響はありませんので安心して検査を受けることが出来ます。

*妊娠中および妊娠の疑いのある場合には、胎児への放射線被ばくを避けることが望ましいため検査を控えるようにする必要があります。妊娠中および妊娠の疑いのある患者様に関しましては、必ず問診票への記入およびスタッフへのお声がけをしていただきますようお願いいたします。

CT検査

CT検査は、CT検査室で医師の指示のもと専門の放射線技師が行っています。CT検査は、X線を用いて身体の内部の状態を画像化する検査です。検査は、CT装置の寝台に横たわり撮影を行います。おおよそ10分前後で検査を終えることが出来ます。

CT室の写真CT検査では、下記のような部位を検査することが可能です。

  • 頭部CT検査
  • 頸部CT検査
  • 胸部CT検査
  • 腹部CT検査
  • 四肢CT検査

検査に関しましてご質問のある患者様は、お気軽にスタッフにお声がけください。

CT検査のおおよその金額(3割負担)

当院でCT検査を保険適用で受けられる場合、3割負担の方の費用は以下が目安です。

保険診療 3割負担
CT検査(単純・造影剤なし) 約4,500円

下記は検査に関する注意点です。検査部位や診察の有無により費用が前後することがあります。

  • ※ 上記は単純CTの費用です。造影剤を使用する場合は別途費用が発生します。
  • ※ 診察料・採血料などが加算される場合があります。
  • ※ 撮影部位が複数の場合や他検査との併用時は、費用が変動することがあります。
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