
「胃がん・大腸がんの早期発見・
早期治療を目指して」

尚視会内視鏡センターでは、全ての内視鏡検査・治療は内視鏡学会専門医ないし消化器病学会専門医により施行されています。確かな技術のもと、消化器がんの早期発見・早期治療を目指して検査・治療を行っています。
当内視鏡センターでは、通常のクリニックと異なり複数名の専門医で検査・治療を担当しています。疾患によっては、診断や治療に迷う場合もありますが、複数の医師達でディスカッションを行い適切な診断・治療を行うことを目指しております。
■ 当内視鏡センターの内視鏡検査・治療の特徴

当院の内視鏡検査は、楽に検査を受けていただくため基本的に静脈麻酔を使用して内視鏡検査を行っています。 全ての内視鏡担当医は、静脈麻酔を使用した検査のトレーニングを十分に受けた医師です。

微小な病変の発見を実現するために画像強調内視鏡(IEE; Image Enhanced Endoscopy)を使用しています。胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査では、微小な早期胃がんや大腸がんを発見するためにIEEを使用し早期に発見することが可能です。当内視鏡センターでは、積極的にIEEを用いた内視鏡検査を施行しています。
大腸ポリープは大腸内視鏡検査と同時に切除が可能です。 検査施行時にポリープを発見した場合はその場で切除することが可能です。 当日にポリープ切除をご希望される方は担当医ないし医療スタッフにお伝えください。また、持病ないし抗血栓薬(クロピドグレル・ワーファリンなど)を内服されている患者様の場合、お薬の調節が必要となることがあります(お薬の種類や容量によってはその場で切除が可能であることもあります)。
当院の医師は抗血栓薬の取り扱いに慣れていますので、ご気軽にご相談ください。

大腸カメラを希望する患者様で、クリニック内での大腸前処置(下剤内服)を希望する患者様には、個室のスペースをご用意しております。 他の人の目を気にせずに、下剤内服を自分のペースで飲むことが可能です。
個室内にはiPadをご用意していますので、雑誌・ドラマ・映画などを楽しみながら下剤を内服していただけます。Wi-Fiも完備していますので、お仕事をしながら下剤の内服ができます。TOTOの最新のトイレを用意しておりますので、安心して下剤を飲んでいただけます。
お仕事で日々忙しい現役世代の方々のために、土曜日・日曜日も検査を受けていただけるようにしました。
「忙しい」を理由に検査を受けられない方々を一人でも減らすことができるように、当院では土曜日・日曜日の検査を行っております。 WEBから24時間検査の予約が可能です。
電話でのご予約をご希望の方は、下記専門ダイヤル(対応時間 9:00~17:00)をご利用ください。
当内視鏡センターでは、通常の胃カメラ・大腸カメラ・大腸ポリープ切除は行っていますが、大きなポリープ・早期の消化器癌・消化管出血などに関しては対応していません。連携病院にて検査・治療をご紹介しております。
当内視鏡センターの担当医師は連携病院の常勤医師であり、内視鏡検査・治療のエキスパートが在籍しております。上記疾患の患者様においては外来にてご相談ください。
■ 内視鏡検査・治療のご案内
当センターでは、下記の内視鏡検査を行っています。ほぼ全ての検査に対して静脈麻酔(鎮静剤)を使用しており、受診者様に楽な検査を受けていただけるように配慮しています。
- 胃内視鏡検査(胃カメラ)
- 経鼻内視鏡検査
- 大腸内視鏡検査(大腸カメラ)
- 胃内視鏡検査・大腸内視鏡検査の同日検査
- 超音波内視鏡検査(EUS)
- 内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)
■ 内視鏡検査・治療のご案内
当内視鏡センターでは、「ウォーターイクスチェンジ・コロノスコピー(WEC)」という方法で内視鏡スコープの挿入を行っています。

大腸がんや大腸ポリープなどの疾患の見落としを限りなく無くすため、ウォーターイクスチェンジ・コロノスコピー(WEC; Water-exchangecolonoscopy)という最新の大腸内視鏡挿入法を導入しています。空気の替わりに水を使用した大腸挿入法である浸水法を、より進化させた大腸挿入法です。
WECはスコープを大腸へ挿入する際に、空気の替わりに水を注入しながらスコープを挿入していきます。水を大腸内に注入することで、大腸内に残った便汁のカスなどを洗浄していきます。それと同時にスコープで水を吸引しながら便汁のカスを吸い取ることで、大腸内をキレイな状態にします。大腸内視鏡検査で一番重要なのは、スコープを抜いてくる際に病変を見落とすことなく観察することです。 WECで腸管内をきれいにすることで見落としが少なくなります。また挿入自体も従来の浸水法と変わりありませんので、楽に検査を受けることが可能です。
■ Water-pocket ESD(水浸下大腸内視鏡的粘膜下層剥離術)
安全に治療を行うために、尚視会内視鏡センターでは原田医師が考案した水浸下での 治療法であるWP-ESDでの治療を行っています。当グループでは、現在までに1000例以上の患者様に治療を行ってきましたが、大きな合併症もなく良好な治療結果が得られています。WP-ESDについての詳細は、下記をご参考にしてください。