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何歳で大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けるべきか?

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こんにちは、尚視会理事長・消化器内科医の原田です。

 

今回は、「何歳で大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けるべきか?」について解説したいと思います。

 

 

大腸がんは、年間死亡数が5万人を超えており肺がんに次ぐがん死亡原因の疾患として極めて重要なご病気と考えられています。女性においては、大腸がんはがん死亡原因1位ということもあり早急に対策が必要となっているのが現状です。

 

外来で患者さんから何歳くらいで大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けるべきかという質問を受けることがあります。症状(血便・慢性的な下痢症状など)や便潜血検査陽性・ご家族に遺伝性の大腸疾患(家族性大腸腺腫症・リンチ症候群など)などがある場合には年齢にかかわらず検査を受けていただくことが必要です。

 

では症状などが全くない方に関してはといいますと、45歳~50歳のご年齢の間で便潜血検査もしくは大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けていただくことが重要と考えられています。というのも現在大腸がんは世界的にみて50歳以上の年齢よりもそれ以下の若年者において発生率は上昇傾向であり、日本においても若年化の傾向がみられています。昔は大腸がんというとご年配の方がかかるご病気という印象がありましたが、現在では30代後半や40代というご年齢でもさほど珍しくないご病気となってきています。

 

45歳~50歳のご年齢でお腹の症状のある方は、必ず大腸内視鏡検査(大腸カメラ)受けていただくことをお勧めします。この年齢の間で症状のない方は、市の検診などで便潜血検査(2日法)を受けていただき1日でも陽性となった場合は大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けてもらうことが大事です。

 

また便潜血検査が陰性だからといって、大腸がんが必ず無いということではありません。実際の診療では、便潜血検査が陰性だったという方でも大腸がんであったという方は数多くいらっしゃいます。多数の患者さんから大腸がんの可能性があるという方を拾い上げるという意味では、便潜血検査は非常に万能な検査ではあります。一方、個々人に対してといいますと、また違った問題となってきます。

 

症状が無く便潜血検査が陰性であったとしても時間的余裕や経済的に問題が無いということであるならば人間ドックなどで、50歳というタイミングで大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けていただくことがご自身やご家族にとって意味のある行為かと考えられるかと思います。

 

以上が「何歳で大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を受けるべきか?」についてでした。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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