スキルス胃がんは若い女性がなりやすい?ホルモンが影響する?原因や早期発見のポイントについて解説

胃にできる腫瘍が「胃がん」です。国立がん研究センター「最新がん統計のまとめ」によると大腸がん・肺がんに続いて第3位であり、日本人にとっては国民病といえるがんの1つです。

胃がんは基本的に無症状であることが多く、根治的治療が困難なほど進行してから食欲不振や体重減少などの症状が現れるケースが多いとされています。

なかでも本記事で解説する「スキルス胃がん」は早期発見が難しく、発見されたときにはすでに進行がんであることがほとんどです。そのため、なるべく胃がんを早期の状態で発見して治療するためには、定期的に胃内視鏡検査を行うことが重要と言えます。

自覚症状のない方でもスキルス胃がんに罹患するリスクはあるため、一度胃内視鏡検査の予約を検討してみることをおすすめします。胃内視鏡検査を受ける際には、東京都足立区にある東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院へご来院ください。

当院は、北千住駅から徒歩2分という距離でアクセスしやすく、土曜日・日曜日の診療や検査にも対応しています。消化器の中でも胃と大腸の内視鏡を専門に検査・診療を行っており、内視鏡による検査・治療・手術の経験が豊富な内視鏡専門医が胃内視鏡検査を行いますので安心して検査を受けていただけます。

24時間予約を承っておりますので、本記事を読んで胃内視鏡検査を受けてみようと思った方は、東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック足立区院へお気軽にご相談ください。

女性は胃がんになりやすいのか?ホルモンが影響する?

一般的な胃がんは50歳以降に罹患しやすいですが、中でも「スキルス胃がん」は20~40代の若い世代でも罹りやすいので注意が必要です。また、胃がんの患者は男性が多い(胃がん全体の60~70%)ことに対し、スキルス胃がんは女性の罹患率がに高い(胃がん全体の60~70%)という違いもあります。

スキルス胃がんは、早期発見が難しいうえに進行スピードが速いため、根治的な治療が困難とされています。スキルス胃がんの5年生存率は0~9.5%と報告されており、非常に低い数値です。

20~30歳代の若年層の女性がスキルス胃がんに罹患すると、まだ小さい子どもを抱えながら大変な闘病生活を送ることになってしまいます。

また、女性ホルモンと胃がんの発症リスクに関連性があると示唆する研究結果もありますが、明らかな関係性は明らかになっておらず、研究が進められています。

 

スキルス胃がんの原因は?

スキルス胃がんの発生頻度は、胃がん全体の10%と比較的少ない発生率といえます。

一般的な胃がんの要因としては、以下の6点が挙げられます。

  • 慢性胃炎
  • ピロリ菌感染
  • 遺伝子
  • 不適切な食生活
  • 酒・タバコ
  • ストレス など

しかし、スキルス胃がん自体の要因はまだ解明されていません。

通常の胃がんは胃の粘膜表面から発生するため目視で発見しやすいですが、スキルス胃がんは胃壁の内部をじわじわと進行するので発見しづらく、発見したときにはすでに進行がんと診断されてしまうことがほとんどです。

そのため、まずは早期にスキルス胃がんを発見して治療をすることが重要であるといえます。スキルス胃がんは若年層の方の罹患リスクが高いため、年齢にかかわらず、現時点で自覚症状のない方も胃内視鏡検査の予約を検討しましょう。

 

スキルス胃がんを早期発見するためには

スキルス胃がんは初期症状を自覚しにくく、さらに進行スピードが速いため、がんを自覚して早期に受診するのは困難とされています。

そのためスキルス胃がんを発見するためには、胃内視鏡検査、胃バリウム検査、腹部エコー検査、腹部CT検査、腹部MRI検査などから複数の検査を実施します。

胃内視鏡検査では以下の3点の所見がみられます。

  • 胃壁の硬化
  • 胃の粘膜のひだの肥
  • 空気を注入したときの胃壁の膨らみの悪さ

スキルス胃がんは、一般的な胃がんと異なり、がんが粘膜の下に潜んでいるため組織検査だけで確定診断をすることは難しいとされています。

組織検査で確定診断が得られなかった場合でも、スキルス胃がんの早期発見のために所見の見逃しがないよう、胃内視鏡検査で上記の所見がみられたときには他の検査を行ったり再検査を行う必要があります。

 

まとめ

本記事では胃がんの中でも早期発見・根治の難しいスキルス胃がんについて解説しました。

スキルス胃がんは男性より女性が罹患するリスクが高く、なかでも20~40代の若年層の女性がスキルス胃がんになりやすいとされています。また、進行するスピードが速く発見したときには根治的治療が困難となっているケースがほとんどです。

そのため、定期的に(毎年)胃内視鏡検査を受けることにより、スキルス胃がんに変化する前段階の早期の段階で病変を見つけ、早期に治療を開始することが非常に重要と言えます。

北千住駅から徒歩2分の東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院では、平日に時間を取りにくい方のために土曜日・日曜日も診療・検査を行っています。

2022年の胃内視鏡実績は5,000件を超え、日本消化器内視鏡学会に所属する経験豊富な内視鏡専門医がすべての診療・検査をするため安心して検査を受けていただけます。

さらに最新の内視鏡システム「EVIS X1」を導入しており、これにより微細な病変の発見が可能となり、患者様への負担を軽減することにもつながっています。

また、静脈麻酔を使用し、眠った状態で苦痛なく検査を受けることもできます。

東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック足立区院では、ご予約を24時間承っております。

本記事を読んで、一度胃内視鏡検査を受けてみたいと思った方は、東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック足立区院へお気軽にご相談ください。

また、LINEでの予約も可能です。

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