【低FODMAP食】麻婆豆腐

【低FODMAP食】麻婆豆腐

過敏性腸症候群(IBS)の治療法のひとつに、「高フォドマップ食」を避けて、「低フォドマップ食」を摂取するという食事療法があります。フォドマップとは、小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質の総称で、「Fermentable(発酵性)」「Oligosaccharides(オリゴ糖 )」「Disaccharides(二糖類)」「Monosaccharides(単糖類)」「And」「Polyols(ポリオール)」といった単語の頭文字を合わせたものです。こうした4種類の発酵性の糖質を含む食品を控える食事療法を、「低FODMAP(フォドマップ)食」といいます。

今回おすすめの低FODMAP食としてご紹介するのは、「麻婆豆腐」。低FODMAP食ではにんにくやねぎは使えないので、味のアクセントになる生姜をたっぷりと入れ、オイスターソースと味噌でうまみを引き出して、ご飯がすすむ味付けにしました。たっぷりの生姜ととろみで、美味しく食べて体も温まるので、寒い冬におすすめの一品です。

色々と制限の多い「低フォドマップ食」ですが、食材を厳選したり、工夫したりすれば、美味しく作ることができて、無理なく続けられるので、是非お試しください。

≪【低FODMAP食】麻婆豆腐≫

【材料】 (4人分)

豚ひき肉 250g
生姜 2片
豆腐(木綿) 1丁
水 300ml
オイスターソース 大さじ1と2/3
醤油 大さじ1
味噌 大さじ1
片栗粉 大さじ1
塩 適量
胡椒 少々
ごま油 少々

【作り方】

1 豆腐は16等分に切り、生姜はみじん切りにする。

2 フライパンにごま油を引き、生姜を入れて炒め、香りが立ってきたら、豚ひき肉を加えて、澄んだ脂が出てくるまで中火でよく炒める。

3 2に豆腐と水250mlを加えて、豆腐に火を通す。

4 オイスターソース・醤油・味噌を加え、味見をして塩・胡椒で味を調えたら、火を止める。

5 残りの水50mlに片栗粉を溶いてよく混ぜたら、4に加えて大きく混ぜ、火をつけて全体をよく混ぜながら、とろみが均一になるまで中火で火を通し、器に盛る。

【ポイント】

生姜に含まれる「ジンゲロール」は、加熱することにより「ショウガオール」という成分に変化し、血流を促進して体を温める効果が期待できます。

一旦火を止めてから片栗粉を入れると、片栗粉がダマになりにくく、上手にとろみがつきます。

仕上げにお好みで、ごま油とお酢を加えることで風味が増し、コクのある一品になります。

施設紹介

東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院 >>

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電話番号 03-3882-7149

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