
私たちの腸内には、約1000種類の腸内細菌がすみついていて、その数は100兆個にもなると言われています。腸内細菌は種類ごとに集団を作って形成されており、この集団を「腸内フローラ」と呼びます。「腸内フローラ」には大きく分けて、体に良い影響をもたらす善玉菌、悪い影響をもたらす悪玉菌、どちらにも属さない日和見菌の、3つがあります。
善玉菌と悪玉菌の理想的なバランスは2:1とされていますが、食生活や生活習慣の乱れやストレス、加齢などにより、この腸内フローラのバランスが崩れると、悪玉菌が優位となって、便秘や肌荒れ、免疫力の低下、さらには病気の原因にもなります。
そこで今回は、腸内フローラを整える一品、「夏野菜のライタ」をご紹介します。ライタとは、きゅうりやトマトなどの野菜を、プレーンヨーグルトで和えて作る、インド料理のサラダで、ヨーグルトの爽やかな酸味と、クミンなどのスパイスがアクセントの、夏におすすめの一品です。
発酵食品であるヨーグルトは、乳酸菌やビフィズス菌を含み、腸内で善玉菌を活性化させます。善玉菌が優位になると、腸内が酸性になり、悪玉菌が増殖しにくくなります。
また、水溶性食物繊維であるマッシュルームと、オリゴ糖を多く含む玉ねぎは、腸内で善玉菌のエサとなって、善玉菌を増加させるだけでなく、善玉菌が分解するときにできる短鎖脂肪酸が、腸内を酸性に保ち、悪玉菌の増加を抑えて、腸内フローラを整えます。
発酵食品のヨーグルトと、水溶性食物繊維のマッシュルームと、オリゴ糖を多く含む玉ねぎの相乗効果で、腸内フローラを整える効果が期待できる、夏にぴったりの爽やかな一品「夏野菜のライタ」を、是非お試しください。
≪腸内フローラを整える!夏野菜のライタ≫
【材料】 (2人分)
マッシュルーム 2個
きゅうり 1/2個
トマト 1/2個
玉ねぎ 1/8個
プレーンヨーグルト 100g
クミンパウダー 小さじ1/4
塩 ひとつまみ
【作り方】
1 マッシュルームときゅうりとトマトは1㎝角程度に切り、玉ねぎはみじん切りにする。
2 ボウルにヨーグルトとクミンパウダーと塩を加えてよく混ぜる。
3 2に1を加えて、具材が崩れないように混ぜ、器に盛る。
【ポイント】
ヨーグルトは無糖のプレーンヨーグルトを、マッシュルームは生のものを使用してください。
角切りにしたトマトは、混ぜるときに崩れやすいので、崩れないように混ぜるのがポイントです。
施設紹介
東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院 >>
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