
「胃カメラと大腸カメラって同時に受けられるの?」
「同時に受けるメリット・デメリットは?」
胃カメラと大腸カメラを同時に受けることで、患者様の食事制限や時間的なご負担が軽減され、スムーズに検査を受けることができます。こちらの記事では、同時に受けるメリット・デメリットや、同日検査のスケジュールについて解説します。
東京で胃カメラと大腸カメラの同日検査をお探しなら、東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック(足立区院)へお越しください。当院では、内視鏡専門医が土曜日、日曜日も検査を行います。また、最新機器の完備された内視鏡システムにより、より正確な診断を行うことが可能です。ご予約はWEBから24時間365日承っておりますので、この機会にぜひ当院にお越しください。
目次
胃カメラと大腸カメラは同時に受けられる
胃カメラと大腸カメラは、食事制限や鎮静剤、検査後の休憩など、検査の流れのうち多くの場面が共通しています。
胃腸の内部にお食事や便がない状態にしていただくことで、同時に検査を行うことができます。
胃カメラと大腸カメラを同時に受けるメリット
時間・経済的な負担が軽減される
胃カメラや大腸カメラは、準備も含めると半日〜1日がかりとなる場合もある検査です。
ですが、同時に行うことで、2回に渡ってご予定を空けていただくことが不要となります。忙しい現役世代の方でも、スケジュールを調整しやすくなり、検査を受けるご負担を軽減することができます。
食事制限の回数が減る
胃カメラや大腸カメラは、前日からお食事時間の制限が必要です。
また、内視鏡治療後は、検査後も食事制限を要する場面も生じます。
したがって、同時に検査を受けることで、食事制限の回数が減るというメリットを感じていただけます。
検査回数が減る
検査回数が減ることで、検査時の緊張や、点滴のための注射を穿刺するといったご負担を減らすことができます。
また、鎮静剤を使用すると、当日は車やバイクなどの運転ができなくなりますが、同時に検査を行うことで運転の制限も1度で済むことが可能です。
胃カメラと大腸カメラを同時に受けることのデメリット
鎮静剤の使用が推奨される
同時に検査を受ける場合、鎮静剤を使用することが望ましいです。鎮静剤を使用せずに検査を受けると、患者様によっては苦痛と感じる場面があります。すなわち、同時検査によって、お身体への負担は増えます。
また、患者様が苦しくて動いてしまった場合、正確な診断を行うことが難しくなります。
そのようなことがあり、鎮静剤によってリラックスしていただくことで、患者様のご負担を軽減しながら、質の高い検査を行うことができます。
症状がない時、保険適応にならない
内視鏡検査は、無症状の場合は自費となってしまいます。よって消化器症状を感じる場合は、一度当院にご相談ください。
場合によってはどちらか一方だけでも保険適応で対応いたします。
実施できる病院が少ない
胃カメラと大腸カメラの同時検査は、専門的な内視鏡技術や特殊な設備を完備し、認められた機関でしか実施することができません。内視鏡のスペシャリストが常駐し、リカバリールーム等の環境が整った限られた機関のみ、同時検査を提供することができます。
胃カメラと大腸カメラを同時に受けて、体の負担は大丈夫?
胃カメラと大腸カメラを同時に受けることで、食事制限・時間的拘束・運転の制限といった、様々なご負担を1日で済ませることができます。
ただし、以下に該当する方は安全を優先し、別の日に行うことをおすすめする場合があります。
- ご高齢
- ハイリスクな糖尿病
- 重篤な心臓病
- 慢性の肺の病気
- 肝硬変
- 腎不全
※上記は一例です。詳しくは当院にご相談ください。
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同時に受ける流れ
① [前日]指定の時間まで食事可能
検査前日は、事前にご案内した時間までお食事を摂っていただくことが可能です。場合によっては、専用の検査食を召し上がっていただきます。
② [当日の朝]下剤を内服してから来院
検査当日の午前中に下剤を内服していただきます。内服の開始から30分程度すると便意が始まるので、繰り返しお手洗いへ行っていただきます。腸の中身を出し切っていただくことで、わずかな病変やポリープも発見しやすくなるため、腸内を空にすることは重要な準備です。便意が落ち着いたら、当院へお越しください。
③ 検査着に着替えて検査室に入室
問診後に検査着に着替えていただき、検査室に入室します。検査介助のスタッフがおりますので、ご不明点や疑問点があればお気軽にお声がけください。
④ モニター装着後に鎮静剤を使用
血圧や脈拍などの測定を行い、鎮静剤を使用します。鎮静剤は、患者様が安全かつリラックスして検査を受けられるように医師が微調整して投与を行います。検査中も血圧や呼吸状態などのモニタリングを行い、必要時は酸素投与を行いながら検査を進めます。
⑤ 胃カメラ
患者様がウトウトした状態となってから胃カメラを開始します。必要時は組織を採取し、ピロリ菌検査や病理検査を行います。
⑥ 大腸カメラ
胃カメラ終了後、速やかに大腸カメラの準備を行い、肛門から大腸カメラを挿入します。大腸には多数のシワが存在するため、腸内を広げながら検査を行います。その際に、ウトウトしながらもお腹の張りを感じる患者様もいらっしゃいます。もし、検査中にお腹の違和感が生じた際には、お気軽にスタッフにお声がけください。
⑦ リカバリールームへ移動
検査後は、ご自身で移動することなくストレッチャーでリカバリールームへ移動します。30分程度お休みいただき、しっかり歩けるようになってから医師の説明を聞いていただきます。
⑧ 医師からの結果説明
医師から、当日の検査の結果説明を行います。検査結果によっては、追加検査や治療の方針説明を行います。ご不明点があれば、医師やスタッフにご質問ください。また、鎮静剤の作用により、しっかり説明をお聞きいただいても時間が経つと忘れてしまう場合があります。その際も、お気軽に当院にご連絡ください。
検査前後に気をつけたいポイント
事前準備について
胃カメラ・大腸カメラの同時検査を安全に行うためには、事前の準備がとても大切です。検査前日はアルコール摂取を控えること、当日の服薬については医師に指示を仰ぐこと、既往歴やアレルギーの有無などを正確に伝えることがポイントになります。
検査後の過ごし方
検査後は鎮静剤の影響で判断力や集中力が低下するため、車やバイクの運転は控えましょう。また、体調によっては腹部の張りやだるさが残る場合もあるため、無理をせず自宅で安静に過ごすことをおすすめします。出血や強い腹痛などがあった場合には、すぐに当院へご連絡ください。
よくあるご質問(Q&A)
胃カメラと大腸カメラは必ず同時に受けないといけませんか?
必ずしも同時に受ける必要はありませんが、ご都合や負担を考慮して、同時検査を選択される方が増えています。
どのくらいの時間がかかりますか?
検査時間は30〜60分ほどで終わることが多いですが、来院からお帰りまでのトータル時間は3〜4時間程度を想定しておくと安心です。
検査後は食事できますか?
検査後は、鎮静剤が覚めて医師の確認を受けたのちに、お食事が可能です。刺激の少ないメニューから始めましょう。
検査は痛いですか?
鎮静剤を使用するため、ウトウトした状態で検査が行われ、痛みや不快感は最小限に抑えられます。多くの方が「気づいたら終わっていた」とおっしゃいます。
当日の持ち物は何が必要ですか?
保険証、診察券(お持ちの方)、お薬手帳、紹介状(ある場合)をご持参ください。リラックスしやすい服装での来院をおすすめします。
検査後はすぐ帰れますか?
鎮静剤を使用された場合は、リカバリールームで30分程度お休みいただいた後、医師の判断で帰宅となります。公共交通機関をご利用ください。
胃カメラ検査と大腸カメラ検査を同時に受けるなら
東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック(足立区院)は、胃カメラと大腸カメラの同時検査を行っています。その他にも、消化管である「食道・胃・十二指腸・小腸・大腸、および膵臓・肝臓」といった消化器全体の専門的な診療を行っております。
また、当グループでは年間2万件を超える内視鏡検査実績を持ち、経験豊富な内視鏡専門医が土曜日・日曜日も検査を行います。
万が一、内視鏡治療後(ポリープ切除後)に合併症が起きた場合でも、連携病院で24時間365日対応いたしますので、安心してご来院ください。
さらに、当院は北千住駅から徒歩2分とアクセス良好です。鎮静剤使用後は、運転を控えていただく必要がありますが、当院からはすぐに電車でご帰宅いただけます。
胃腸に症状がある方は早めの検査をおすすめします
「なんとなく胃の調子が悪い」「便が細くなった気がする」「最近お腹の張りが気になる」など、軽い違和感でも消化管の不調が隠れている場合があります。
胃痛や便通異常、血便、食欲低下などの症状がある場合は、自己判断せず専門医の診察を受けましょう。
胃カメラ・大腸カメラを同時に受けることで、原因の特定や対処がスムーズになり、治療開始までの時間も短縮されます。
健康診断や人間ドックで要再検査となった方へ
健診で「便潜血陽性」や「胃の異常あり」といった結果が出た場合、精密検査として内視鏡検査が推奨されます。
早期の消化器がんは症状がないことが多く、内視鏡による発見がカギを握ります。
当院では「胃カメラ・大腸カメラの同日実施」が可能ですので、再検査で不安を感じている方も安心してご相談ください。
忙しい方にこそ同時検査はおすすめです
仕事や子育てに追われて「病院に行く時間がない」「何度も通うのは無理」と感じている方にとって、胃と大腸を一度にチェックできる同日内視鏡検査は大きなメリットとなります。
当院では、土日検査・WEB予約・鎮静剤使用・駅近といった環境を整えており、検査に伴うご負担を最小限に抑えられる体制です。
検査の優先順位が後回しになりがちな方こそ、ぜひこの機会に受診をご検討ください。
まとめ:胃カメラと大腸カメラの同時検査で効率的に健康管理を
胃カメラと大腸カメラを同日に受けることで、検査に伴う負担を減らしながら、消化器全体の状態を一度に確認することが可能です。
「何度も日程を調整するのが難しい」「仕事が忙しくて検査の時間がとれない」「なるべく早く体の状態を知りたい」――このような方にとって、同時検査は非常に有効な選択肢となります。
当院では、内視鏡専門医が丁寧に対応し、鎮静剤を用いた負担の少ない検査、安心して過ごせる設備、検査後のアフターフォローまで、トータルでサポートいたします。
「まだ症状はないけど不安がある」「健診で再検査をすすめられた」「以前の検査から数年経っている」――そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
健康な今だからこそ、未来の安心を得るために、胃と大腸の同時内視鏡検査を受けてみませんか?
24時間WEB予約・LINE・お電話にて、いつでもご予約を承っております。
※この記事は2023年6月12日に公開され、2025年7月23日に更新されました。
施設紹介
東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院 >>
ホームページ https://www.senju-ge.jp/
電話番号 03-3882-7149
住所 東京都足立区千住3-74 第2白亜ビル1階
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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