便潜血陽性の時は何科に行く？便潜血検査や大腸カメラを解説

スクリーニング検査として普及している「便潜血検査」は便をスティックで採取するだけの非侵襲的（身体を傷つけない）な検査です。

もし便潜血検査をして陽性と診断された場合、大腸がんの可能性があるということになります。

この記事では便潜血検査はどういう検査なのかを説明すると共に、便潜血検査が陽性の場合に検査を受けられる医療機関を紹介します。足立区周辺で、痛みの少ない大腸カメラ検査や、プライバシーに配慮した医療機関をお探しの方は、ぜひご一読ください。

なお、この記事を解説する東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニックは消化器専門の医療機関です。

北千住駅より徒歩2分の立地のよさが魅力で、大腸カメラ検査前処置用の個室がありプライバシーにも配慮しています。

土日の診察や検査も可能です。当院の外来診療の予約は、WEBで24時間受け付けています。

足立区院・24時間WEB予約

便潜血陽性は消化器内科を受診する

健診や人間ドックで受けた便潜血検査が陽性だった場合、消化器内科を受診しましょう。

当院は消化器に特化した医療機関で、日頃から内視鏡検査に従事している医師が在籍しています。最新の検査方法や治療にも精通しているので安心して検査を受けることができます。

潜血とは？

潜血とは尿や便に血が混ざっていることを意味します。

ただし、肉眼で血が混ざっていることが分かる血尿や血便とは異なり、肉眼では見えない血が潜んでいる状態です。

便潜血検査は「スクリーニング検査」

便潜血検査は非侵襲的なスクリーニング検査です。便を検査用のスティックで採取するだけなので痛みも伴わず簡単に検査することができます。

便潜血検査とは

便潜血検査とは便の中に血液が混入しているかを調べる検査です。

通常、便には血液が混ざることはありません。

検出率が高い検査ではないため、発見率をあげるために2日間連続で採便する「2日法」が広く普及しています。

便潜血が陽性ということは、大腸から出血している可能性があります。考えられる病気は大腸がん、大腸ポリープ、腸炎、大腸憩室、痔などです。

しかし、便潜血が陽性であっても精密検査率は約6割と低いのが現状です。

「痔があるから」「生理中だったから」「前も精密検査を受けたが問題なかった」などの勝手な解釈で精密検査の機会を逃してしまう方が多く見られます。

1回でも便潜血が陽性の時は異常ですので、隠れている病気を見逃さないためにも精密検査を受けましょう。

大腸ポリープが見つかる可能性が約50％

便潜血検査はスクリーニング検査なので検査の精度は高くありません。

しかし、便潜血検査で陽性と診断され精密検査を受けた場合、大腸ポリープが見つかる確率は約50％とされています。

大腸ポリープには非腫瘍性のものと将来大腸がんになる可能性のある腫瘍性のポリープ（腺腫）に分けられます。

大腸がんになるポリープを摘出することで大腸がんを予防できるのです。

大腸がんが見つかる可能性が約3％

一方、大腸がんが見つかる確率は2〜3％程度です。

この確率を低いとは思わず、消化器内科を受診することが重要です。

特に50歳以上、肥満、過度のアルコール摂取、喫煙、大腸ポリープや大腸がんの家族歴がある方は必ず大腸カメラを受けましょう。

併せて大腸内視鏡検査を受けることが重要

便潜血検査が陽性になった方は精密検査である大腸内視鏡検査を受けましょう。

大腸がんは、早期に見つけられれば無症状のうちに切除し、治癒することが可能です。

大腸カメラのメリット

カプセル内視鏡やCT検査など大腸検査はありますが1番精度が高くポリープや大腸がんの検出率が良いのは大腸カメラです。

大腸カメラのメリットとしては

などが挙げられます。

デメリットとしては内視鏡挿入時に苦痛を伴うことがあることが挙げられますが、検査医師の能力や鎮静剤の使い方で克服が可能です。

当院の大腸カメラの特徴

当院を含むグループ院では月500件以上の大腸内視鏡検査を行っています。全ての大腸カメラを経験豊富な内視鏡専門医が行っているので安心して検査を受けていただけます。

鎮静剤を使用しますので苦痛のない状態での検査が可能です。過去に大腸カメラで苦しい経験のある方はお気軽に当院までご相談ください。

また、当院はオリンパス社の最新内視鏡システム「EVIS X1」を導入しています。EVIS X1は微細な病変を素早く発見できる特殊光や、拡大・画像処理など、粘膜の観察をスムーズにする高度な機能が搭載されています。

経験豊富な内視鏡専門医が最新内視鏡システムを用いて的確に診断を行うことで検査時間が短縮され、患者様の負担軽減につながるのです。

大腸ポリープがあった場合、検査と同時に切除が可能です。小〜中くらいのポリープでしたら当院での処置ができますが、大きなポリープだと入院での切除が必要なため連携病院にご紹介します。

当院は院内に下剤を飲むための完全個室スペースや、検査後のリカバリールームを用意していてプライバシーに配慮していますので女性や検査に抵抗がある方も安心して検査を受けることが可能です。

まとめ

今回の記事では便潜血検査の説明や便潜血検査が陽性になった場合に受ける大腸カメラについて説明しました。

便潜血検査は大腸の疾患を見つけるために必要なスクリーニング検査です。

便潜血検査で陽性と診断された場合は消化器内科を受診し、精密検査を受けましょう。

東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニックは北千住駅から徒歩2分という駅近で通院しやすい立地にあります。

大腸カメラ検査の前処置用の完全個室や検査後のリカバリールームなどプライバシーに配慮しているのも特徴です。

診察・検査は、平日に加えて土曜日・日曜日も行っていますので、ご都合の良い日を選んでお越しください。

足立区院・24時間WEB予約

またLINE上でも外来診療の予約や予約の確認ができます。お気軽にご利用ください。

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電話でのご予約も9〜17時で承っています。

予約をしていただく事で来院から検査までの流れもスムーズに行うことが可能です。院内での待ち時間削減にもつながりますので、ぜひご予約の上、お越しください。