下痢や胃もたれが続いている…症状の原因と対処方法を解説

胃もたれや下痢が続くと、慢性胃炎や脱水症を起こすリスクがあり危険です。

そこで今回は、胃もたれや下痢が起こる原因や対策について解説します。この記事を読むと、症状が続くときの苦痛や、日常生活の不便さを改善する方法を知ることができます。

下痢や胃もたれが続く場合は、北千住駅近くにある、東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニックにお越しください。当院では、月間の検査実績は1,000件以上と、内視鏡検査に特化したクリニックです。また、Googleのクチコミ評価も200件以上いただいており、評価は4.5以上をキープしています。

さらに当院では、すべての医師が「消化器内視鏡専門医」の資格を保有しています。内視鏡検査のスペシャリストが検査を行うことで、より正確な診断を行うことが可能です。

下痢や胃もたれが起こる代表的な原因

食べ過ぎ

食事を満腹まで食べすぎると、消化に時間がかかり胃に食べ物が停滞します。また、脂肪分が多く消化に時間がかかるような食べ物を摂取すると、胃に負担がかかり、胃もたれや下痢となってしまいます。

具体的には、以下の食事は消化に時間がかかるといわれています。

  • 焼肉
  • 天ぷら
  • 揚げ物
  • 脂の多い魚

これらの食べ物は、消化までに3〜4時間程度かかります。それに対して、白米やパン、卵、牛乳などは3時間以内に消化されるため、一般的に「胃に優しい食べ物」といわれています。

アルコールや喫煙

アルコールの飲みすぎも、胃もたれや下痢の原因となります。これは、アルコールによって胃の粘膜を保護する働きが低下することで生じるといわれています。また、過度なアルコール摂取は、胃粘膜の血流障害や膵臓への負担のため、腹痛や嘔吐、下痢などの症状をおこす可能性があります。

さらに、喫煙習慣がある方は、全身の血流が悪くなるため、胃腸への血流も不足しがちです。血流が滞ることで、胃腸の機能が低下したり、粘膜が荒れて消化吸収しづらくなったりすることにつながります。

胃の働きが低下している(加齢等)

食事やアルコール摂取量に注意をしていても、加齢によって胃の働きが低下している場合は、胃もたれや下痢を起こすリスクがあります。本来、胃では消化を行うと同時に、食事を小腸へ送る役割をもっています。ですが、加齢とともに胃の働きが低下することで、食べ物を消化して小腸に運ぶ能力が衰えてきます。したがって、胃内での食べ物の停滞時間が長くなり、胃もたれや下痢を起こします。

妊娠

妊娠初期に、「つわり」として胃もたれを感じる場合もあります。また、妊娠後期で赤ちゃんが大きくなり胃を圧迫することでも、胃もたれを起こすことがあります。

さらに、妊娠中はプロゲステロンというホルモンが盛んに分泌されるため、自律神経のバランスが崩れ、下痢につながることがあります。

胃もたれの他に、「お腹がもやもやして違和感がある」と感じている場合は、以下の記事もご覧ください。
» お腹がもやもやして気持ち悪いときの原因は?症状や病気を詳しく解説

 

ストレスも胃腸の働きに影響を与える

食習慣や加齢、また妊娠といった原因以外にも、ストレスによって下痢や胃もたれを感じる場合もあります。胃や腸の働きは、自律神経によってコントロールされているため、自律神経のバランスが崩れると、様々な体の不調が出てきます。

ストレスによる下痢

ストレスを感じると、自律神経が乱れることで腸の動きが過敏となり、下痢を引き起こすことがあります。また、ストレスは腸内の細菌のバランスも崩すリスクがあるため、下痢をさらに助長させてしまいます。

なお、ストレスによって自律神経のうち交感神経が優位になりすぎることで、便秘となる場合もあります。腸が過敏に反応することで、腹痛や便秘・下痢を数か月繰り返す状態を「過敏性腸症候群(IBS)」といいます。

ストレスによる胃もたれ

自律神経のバランスが崩れることにより、胃の機能低下をきたし、胃液の分泌量が減少してしまいます。その結果、食べ物を上手く消化できなくなり、胃の中に食べ物が停滞してしまいます。

また、自律神経のバランスが崩れることで、胃から小腸へ食べ物を送り出す動きも低下してしまいます。

ストレスによって、胃液が減少し、小腸へ送り出す動きが低下することにより、胃の中で食べ物が停滞し、胃もたれを感じる状態になります。

ストレスによる胃の機能の低下に関しては、「胸がつかえる、違和感がある場合考えられる病気とは?原因、症状を解説」の記事もご覧ください。

 

胃もたれや下痢が続く場合にやるべきこと

ここでは、胃もたれや下痢が続く場合の対処方法を解説します。どれもご自身で対応できることなので、下痢や胃もたれでお困りの際にお試しください。

消化のよい食事を取る

胃もたれや下痢が続くときは、消化管が過敏な働きをしています。したがって、消化のよい食事をとることで、胃腸を休めることができます。

消化のよい食事の例はこちらです。

  • おかゆ
  • うどん
  • 白身魚
  • 豆腐

一方で、胃もたれや下痢のときに控えた方がいい食事はこちらです。

  • 脂っこいもの(焼肉、揚げ物、脂の多い魚など)
  • 刺激物(香辛料やにんにく)
  • 食物繊維
  • アルコール
  • カフェイン

なお、喫煙も血流が滞り、胃腸の血流量が下がることで消化器の機能が低下してしまいます。下痢や胃もたれを起こしているときは、喫煙も控えるようにしましょう。

早食いをさけてよく噛んで食べる

早食いをすると、一気に多くの食事が胃に入るため、胃腸に負担をかけてしまいます。したがって、胃もたれや下痢を起こしているときは、ゆっくり味わって食べることがおすすめです。

さらに、よく噛んで食べることで、食事が口の中で細かくなり、唾液と食事が混ざります。この状態になってから飲み込むことで、胃腸の消化を助けることにつながります。

食事の時間を見直す

胃の働きが鈍くなる時間に食事を取ると、消化する時間が長くなり、胃に負担がかかってしまいます。以下のタイミングは食事を避けましょう。

  • 運動時
  • 入浴時
  • 就寝前

また、食事の時間が空きすぎても、胃に負担がかかってしまいます。なぜなら、胃に食べ物が長時間入らないことで、胃液が過剰に分泌され、慢性胃炎などを起こしてしまうからです。長時間の空腹の後に一気に食事を取ることは控え、3食を決まった時間に食べることで胃の負担を減らすことができます。

脱水症を防ぐ(水分補給を心がける)

脱水を予防することも、胃もたれや下痢が続くときに大切な対策です。下痢が続いているときは、腸から水分を吸収する機能が低下しているため、脱水になりがちです。そして、意外ですが脱水の症状として胃もたれを起こすことがあります。したがって、下痢や胃もたれがあるときは、水分補給を行うことが大切です。

 

胃もたれや下痢が続く場合は内視鏡検査をご検討ください

胃もたれや下痢が続いている方は、一度受診をおすすめします。なぜなら、症状が続くことで慢性胃炎や脱水症となるリスクがあるからです。自宅で対策を取るのには限界があるため、まずは消化器内科へ受診しましょう。

もし胃もたれや下痢でお悩みの方は、東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニックにお越しください。当院では、月間の検査実績は1,000件以上と、内視鏡検査に特化したクリニックです。

当院の予約は、WEBで24時間行っているため、来院から検査までの流れもスムーズに行うことが可能です。胃もたれや下痢でお困りの方は、ぜひ当院にお越しください。

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