若い女性も胃がんになる?原因やなりやすい生活習慣、疑われる症状を解説

「最近、お腹の調子が悪く、痛みや吐き気があって困っている。」
「胃がんは若い女性でもなるものなのだろうか?」

このようなお悩みや疑問はありませんか?

胃がんは日本人であれば誰でもかかる可能性がある、ポピュラーな疾患です。

胃がん全体の5年生存率は70%を超えていると言われていますが、胃がんの種類によっては、5年生存率が10%以下というものもあります。

今回の記事では若い女性がかかりやすい胃がんの種類や若い人が胃がんになる原因、胃がんになりやすい生活習慣、胃がんが疑われる症状を解説します。

最後まで読むことで、胃がんに対する理解が深まるとともに、若い女性こそ胃がんに気を付けるべき理由や胃がんの予防・早期発見をするための方法がわかるでしょう。

東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニックは、北千住駅から徒歩2分の距離にあり、内科の中でも胃と大腸の内視鏡検査に注力したクリニックです。最新のシステムが導入されており、経験豊富な内視鏡専門医が検査を行うため、安心してお越しいただけます。

平日はお仕事などでお忙しい方にもご来院いただけるように、土曜日、日曜日も開院しています。また、WEBからも24時間予約が可能です。

消化器症状にお困りの方や、健康診断で異常を指摘された方は、ぜひ当院にご相談ください。

若い女性でも胃がんになるのか

結論から言うと、若い女性も胃がんになることがあります。中でも、「スキルス胃がん」は、男性よりも女性の方がかかりやすく、20~40代の若い女性にも起こりやすいです。

そもそも胃がんとは、胃の内側にある胃壁の粘膜ががん細胞となり、外側に向かって広がっていく疾患のこと。これに対してスキルス胃がんは、胃壁の中を固くさせながら染み込むように広がっていくのが特徴です。

日本では、大腸がん、肺がんに次いで胃がんになる人が多く、年間では13万人もの人が胃がんと診断されています。

胃がんになる人は40代から増加傾向にあり、50〜60代に多いです。また、その患者数は女性よりも男性のほうが多く、その差は2倍とも言われています。

 

若い人が胃がんになる原因

一般的な胃がんは、ヘリコバクター・ピロリ(通称、ピロリ菌)が原因となって発症します。2~5歳の間にピロリ菌に感染すると、慢性胃炎となり、胃粘膜が遺伝子異常を起こすことで、胃がんになるのです。

ピロリ菌の感染経路は、井戸水や幼児期の口移しなどが原因とされています。また、胃がんに限った話ではありませんが、喫煙は胃がんを含めた、さまざまながんを発症するリスクもあります。

一方、若い女性もかかる可能性のあるスキルス胃がんですが、ピロリ菌との関係は定かではなく、詳しい原因はわかっていません。

考えられる原因としては、何らかの遺伝子変異や血縁者にスキルス胃がんの既往があることなどが挙げられます。

 

胃がんになりやすい人がもつ生活習慣の特徴

胃がんになりやすい人の特徴は、食事に関する生活習慣が乱れていることです。

具体的には、塩分の多い食事や野菜・果物の摂取不足などが挙げられます。また、暴飲暴食をしたり刺激の強い物を食べ過ぎたり、規則正しい時間に食事を採れていないことも代表的な例です。

たとえば、寝る前に食事を採ると、眠っている間に胃が消化活動をするため、身体が休まらない上に、胃に負担をかけてしまいます。

また、量を食べ過ぎるのもお腹に負担をかけてしまうため、良くありません。いつも大盛にするのではなく、腹八分目になるように普通盛りの日や少な目にする日を作ってみるのもいいでしょう。

さらに、油や塩、酒、辛いものや甘いものも胃にとってはあまりやさしくありません。

上記の生活習慣に当てはまっている方は、要注意と言えそうです。

 

胃がんが疑われる症状

ここでは、胃がんが疑われる症状をご紹介します。

主な症状は次の通りです。

  • 腹部上部の痛み
  • 食欲不振や吐き気がある
  • 体重の減少
  • 黒色便

これらの症状が出た場合は、胃がんを疑った方が良いかもしれません。順番に解説していきます。

腹部上部の痛み

胃がんになると、腹部上部(お腹の上の方)に痛みを感じるようになります。内臓の位置関係上、胃に何かしらの異常があった場合は腹部上部やみぞおちの痛みを自覚することが多いためです。

また、その他にも胃がもたれていたり、モヤモヤしたり、違和感があったりします。

食欲不振や吐き気がある

胃に異常があると、脳はそれを感知するため、食欲がなくなったり、吐き気を出したりしてSOSのサインを出します。

食欲がなくなる原因は、薬やストレス、睡眠不足などが考えられますが、胃がんである可能性もあることは覚えておきましょう。

体重の減少

胃がんになると、上部腹痛や食欲不振、吐き気により食欲がなくなり、体重が減ることがあります。

また、がんが進行してどんどん大きくなると、筋肉や骨を分解してでも栄養を吸い取ろうとします。そのため、がんが原因で体重が減るということもありえるのです。

黒色便

黒色便とは、文字通り真っ黒な便のことで、タール便ともいわれます。がんはどんどん自分の居場所を広げようとするため、通常の血管よりも脆い新生血管を出して栄養を吸い取ろうとするのです。

わたしたち人間は食べ物を口にすると、食べたものをお粥状に砕くために、お腹が上の方からギュッギュッと動きます。

このときに食べ物が胃がんの表面に刺激を加えることによって、通常の血管よりも出血を起こしやすくなるのです。

結果的に、この出血が小腸や大腸を通過して便になって出てくるため、黒色便となります。

万が一、これらの症状がみられた場合は、病院で早急に検査をしてもらった方がよいでしょう。

 

胃がんを早期発見するには、胃の内視鏡検査を受診しよう

今回の記事では、若い女性でも胃がんになりやすいことや胃がんになる原因、胃がんになりやすい生活習慣の特徴、胃がんが疑われる症状について解説しました。

通常、胃がんは女性よりも男性の方がなりやすく、年代も40代からが一般的となりますが、スキルス胃がんは20~30代の若い女性がかかりやすい疾患です。

若くしてがんになってしまうと、仕事や子育てに大きな影響を及ぼすため、なによりも早期発見が鍵となります。

胃がんは、胃の内視鏡検査をすることで見つけることが可能です。

検査では、胃がんそのものや胃がんの誘因となるピロリ菌の感染状況を確認でき、もしもピロリ菌が発見された場合は除菌することもできます。

胃がんが疑われる症状が出た場合はもちろん、年に1回は定期的に内視鏡検査を受けるなどすれば、早期に対処することができ、安心して過ごすことができるでしょう。

「何かお腹の調子がいつもと違う。」と感じたら、北千住駅西口より徒歩2分にある東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック足立区院にぜひお越しください。

当クリニックでは、胃の内視鏡の検査実績は2022年度だけで6,000件近くあり、内視鏡治療後の合併症に対しても関連病院で24時間365日対応していますので、安心して検査を受けられます。

東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック足立区院では、外来診療の予約をWEBで24時間受け付けております。院内での待ち時間削減にもつながるので、ぜひご予約の上、お越しください。

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尚視会での内視鏡検査・診察は24時間予約を承っています。

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