慢性的な便秘で悩んでいませんか?大腸内視鏡検査で適切な診断と治療を!

便秘は多くの方が経験する一般的な消化器のトラブルですが、その原因は人によってさまざまです。一般的な対策だけでは改善しないことも少なくありません。

便秘の背景には、大腸がんやポリープ、過敏性腸症候群といった疾患が潜んでいる可能性があるため、正確な診断のためには内視鏡検査が有効です。

この記事では、便秘の原因を見極めるために有効な大腸内視鏡検査について詳しく解説します。便秘に悩む方が、検査の必要性を理解し、適切な対応をとるきっかけとなれば幸いです。

東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニックでは、月1,000件以上の内視鏡検査を実施しており、そのうち約半数が大腸内視鏡検査です。豊富な経験をもつ内視鏡専門医による検査を、安心して受けていただけます。

便秘になりやすい人は大腸内視鏡検査を受けたほうがよい?

便秘とは単に排便がない状態ではなく、さまざまな原因が考えられます。

中には大腸がんなど命にかかわる疾患や、過敏性腸症候群、ポリープといった原因が潜んでいることも。これらの病気の症状は、便秘・下痢・腹痛といった点で似ており、問診だけでは区別がつかないことがあります。

正確な診断のためには大腸内視鏡検査が必要です。病気がないことを確認したうえで、適切な治療を行うことがとても重要です。

※内視鏡検査の基礎知識については 内視鏡検査とは? をご参照ください。

便秘のタイプ

便秘は、「便がすっきり出ない」「排便後も残便感がある」といった状態で、肌荒れや食欲不振、肩こりなど全身に影響を及ぼすこともあります。

最近の分類では、「器質性便秘」と「機能性便秘」に大別されます。

器質性便秘

腫瘍、癒着、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)などが原因で腸の通過障害が起こるタイプの便秘です。直腸瘤(女性に多い)なども含まれます。

まずは基礎疾患を治療することが基本となります。

機能性便秘

腸に明らかな病変はないものの、腸の動きや排便にかかわる機能が乱れることで起こる便秘です。生活習慣・ストレス・加齢などが影響します。

弛緩性便秘

腸の動きが弱まり、便を押し出す力が不足して起こるタイプ。女性や高齢者に多く見られます。

痙攣性便秘

自律神経の乱れなどにより腸が痙攣し、便の移動がスムーズにいかなくなるタイプ。ストレスが誘因となることも。

直腸性便秘

便意が起こりにくくなるタイプで、習慣的な便意の我慢や温水洗浄便座の過度な使用が影響することがあります。

便秘の治療法

便秘の種類に応じて治療方法は異なります。まずは検査により正しい診断を行い、器質性か機能性かを見極めたうえで治療を進めましょう。

器質性便秘と診断された場合

大腸ポリープの切除や、腫瘍に対する治療など、根本的な病因への対処が必要です。緊急性を伴うこともあるため、迅速な対応が求められます。

機能性便秘と診断された場合

食生活の改善、運動、水分補給など生活習慣の見直しが基本です。必要に応じて薬物療法も併用します。

便秘を引き起こす病気

便秘の背後に大腸がんや過敏性腸症候群などの疾患が潜んでいることもあります。

大腸がん

大腸の粘膜に発生するがんで、ポリープががん化して進行するケースや、正常な細胞が突然がん化するケースがあります。

早期の段階では症状が現れにくく、進行すると便秘や下痢、腹痛といった便通異常が見られるようになります。さらに腸閉塞のような症状を引き起こすこともあります。

見逃さないためには、定期的な大腸内視鏡検査が大切です。

過敏性腸症候群

ストレスや自律神経の乱れが原因で腸の動きに異常をきたす病気で、便秘や下痢、腹痛を伴うことが特徴です。

便通異常が数か月以上続き、排便後に症状が軽減する傾向が見られる場合は、この疾患の可能性があります。

大腸がんとの区別が難しいため、大腸内視鏡検査が推奨されます。

便秘や便通異常に加えて、おしりの違和感・痛み・出血などがある場合は、肛門疾患の可能性もあります。

病気を早期発見するため大腸内視鏡検査を受けましょう

便秘の背景にある疾患を早期に見つけるためには、大腸内視鏡検査が非常に有効です。

大腸内視鏡検査では、肛門からカメラを挿入し、ポリープや腫瘍、炎症の有無などを直接観察します。必要に応じてその場で組織採取やポリープ切除も可能です。

特に、大腸がんの多くはポリープから発生するため、ポリープを早期に発見・切除することが大腸がんの予防につながります。

内視鏡検査を受けるなら

「検査を受けたいけれど、どこを選べばいいのかわからない」
「なるべく楽に受けられる方法が知りたい」

そんな方は、ぜひ 東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック にご相談ください。

当院では月1,000件以上の内視鏡検査を実施し、そのうち半数が大腸内視鏡検査です。専門医による丁寧な診療と無痛検査に対応しています。

経験豊富な専門医による無痛検査

静脈麻酔を使用し、ウトウトと眠った状態で検査が受けられます。95%の方が「痛みを感じなかった」と評価しています。

プライバシーに配慮した半個室で下剤の服用が可能

Wi-Fi・iPad完備の半個室で、映画や電子書籍を楽しみながら快適にお過ごしいただけます。トイレ・更衣室は男女別なので安心です。

下剤の服用について不安な方へ

「下剤がつらい」「飲みきれるか心配」と感じている方にも、当院ではサポート体制を整えています。

大腸内視鏡検査を受けてみましょう

便秘の原因が疾患である可能性を否定するためにも、大腸内視鏡検査は非常に重要です。ポリープを発見すればその場で切除することも可能です。

検査後の合併症にも対応しており、関連病院にて24時間365日対応しています。

  • 次世代内視鏡システム「EVIS X1」による短時間・高精度の検査
  • 鎮静剤を使用した無痛内視鏡検査
  • 経験豊富な内視鏡専門医による丁寧な検査

大腸内視鏡検査の流れや雰囲気を、マンガでわかりやすくご紹介しています。

当院ではWEBで24時間予約可能です。お気軽にご利用ください。

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※この記事は2023年5月26日に公開され、2025年6月7日に更新されました。

施設紹介

東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院 >>

ホームページ https://www.senju-ge.jp/

電話番号 03-3882-7149

住所 東京都足立区千住3-74 第2白亜ビル1階

診療時間
9:00~12:00
14:00~17:30

※予約検査のみ
※祝日のみ休診

アクセス

JR北千住駅西口より徒歩2分、つくばエクスプレス北千住駅より徒歩2分、東京メトロ日比谷線北千住駅より徒歩2分、東京メトロ千代田線北千住駅より徒歩2分、東武伊勢崎線北千住駅より徒歩3分

尚視会での内視鏡検査・診察は24時間予約を承っています。

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