胃腸を整える一品「豚バラ肉と大根と八角のスープ」

3月は、冬の寒さが大分和らいできて、ところどころに春を感じるようになりますが、暖かい日があるかと思うと、急に寒さがぶり返したりして、寒暖差で風邪をひいたり、体調を崩したりすることが多いのではないでしょうか。そこで今回は、体を温めて胃腸を調える簡単一品、「豚バラ肉と大根と八角のスープ」をご紹介します。

スープに使う八角は、別名スターアニスとも呼ばれますが、漢方薬の原料の生薬として認められており、体を温める効果、胃腸を調える効果、食欲を増進させる効果、腎機能を高める効果、ストレスを緩和する効果などが期待できます。

豚バラ肉は、豚肉の中でも最も脂身が多い部位ですが、豚の脂は約4割の飽和脂肪酸と約6割の不飽和脂肪酸でできており、不飽和脂肪酸の約8割を占めるオレイン酸は、血液をサラサラにする効果、LDL(悪玉)コレステロールを減少させる効果、動脈硬化・心筋梗塞を予防する効果などが期待されます。

大根は低カロリー、低糖質の体にやさしい食材で、大根の辛味成分であるイソチオシアネートには、抗菌作用や血栓の予防効果があり、消化酵素であるアミラーゼは、消化を促進して胃もたれや胸やけを防ぎ、二日酔いを緩和する効果も期待できます。また、体内の活性酸素を取り除く抗酸化作用のあるビタミンCも多く含み、免疫機能の低下を抑える効果や、美肌効果が期待できます。

「豚バラ肉と大根と八角のスープ」は、豚バラ肉と大根から美味しいお出汁が出たスープに、八角を入れることで、シンプルな材料ながら本格的な中国風のスープに仕上がります。材料さえあれば、お鍋ひとつで手軽にできて、体を温めて胃腸を調える一品ですので、体調を崩しがちなこの季節に、是非お試しください。

≪豚バラ肉と大根と八角のスープ≫

【材料】

(4人分)

豚バラ肉 200g
大根 3cm
細ねぎ 2本
八角 2個
にんにく 1片
塩胡椒 適量
水 600ml

【作り方】

1 細ねぎは小口切り、大根は1㎝角にカットし、にんにくはすりおろす。

2 鍋に水とにんにくを入れて沸かし、沸騰したら豚バラ肉と大根と八角を入れて、蓋をして弱火で10分程度煮込む。

3 灰汁を除いて塩胡椒で味を調えたら、器に注いで細ねぎを散らす。

【ポイント】

八角を加えることで、シンプルながらも本格的な中国風スープになります。

施設紹介

東京千住・胃と大腸の消化器内視鏡クリニック 足立区院 >>

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