アニサキスとは

症状
主な症状は激しい痛み、吐き気・嘔吐です。胃アニキサス症の場合には、寄生した魚介類を食べて数時間から半日で症状が現れます。痛みは波のように強くなったり、弱くなったりを繰り返します。ごくまれですが、アニサキスが胃壁に穴を開ける、腸に進んで腸閉塞を起こすなどがあった場合には緊急手術が必要になり、放置すると命に関わる可能性があります。
原因
アニサキスは、イカ、サバ、アジ、イワシ、サンマ、サケなど、身近な魚に寄生しています。中心までしっかり加熱する、あるいは-20℃で24時間以上冷凍するとアニサキスは死滅し、安全に食べることができます。刺身を食べて感染することも多いのですが、中心までしっかり加熱してないものを食べて感染することもあります。アニサキスは肉眼でも発見可能なサイズですが、透明な糸クズのような見た目です。薄造りにする、ブラックライトを当てるなどである程度は除去できますが、完全に防ぐためには加熱や冷凍が必要です。
診断
治療
胃カメラ検査でアニサキスを確認し、内視鏡スコープの先端から鉗子を出してアニサキスを摘出します。胃に食べ物があるとすべてを取り去ることができないため、受診の際には食事をせずにいらしてください。また、肉芽腫ができた場合も、数か月で自然治癒が期待できます。
アニサキスの予防
鮮度の良い魚介類はできるだけ早く内臓をとるなどの下処理を行ってください。肉眼でも確認できるサイズですので、しっかり観察して除去してください。ただしアニサキスは筋肉の中に入り込むことがあり、すべてを発見することはできません。疑わしい場合には中心までしっかり火を通してください。
また、刺身は、-20℃以下で24時間冷凍してから解凍されたものであれば安全です。
なお、アニサキスアレルギーがある場合には、完全に除去しても、十分に加熱冷凍していてもアレルギー反応を起こします。寄生の可能性がある魚介類を食べるのは避けましょう。
アニサキスかもと思ったらすぐにご相談ください

なお、受診の際には胃カメラで残らずアニサキスを摘出できるよう、空腹状態でいらしてください。











