胆石症とは

胆石症の原因・症状
胆石症の原因は以下の3つが考えられます。
- コレステロール石-胆汁中のコレステロールが結晶化しできたもの。細菌感染や遺伝子異常なども関係していると報告されている。
- 黒色石-無菌状態の胆嚢内で作られる結石。ビリルビンやビリルビンカルシウムという赤血球が破壊されるときに放出される色素が主成分となりできています。溶血性疾患であるサラセミア・遺伝性球状赤血球症・鎌状赤血球症・心臓弁置換後などや、腸の病気であるクローン病、回盲部を切除した方などが原因となることがあります。
- ビリルビンカルシウム石-胆嚢や胆管などの細菌感染により不溶性のビリルビンカルシウムが作られることによりできます。
胆石症の症状は、右季肋部という右の上腹部に激しい痛みが生じることが特徴的です。その他に、発熱・悪心・嘔吐・黄疸などの症状がでることもあります。
胆石自体は、3Fないし5Fと言われる、Forty(中年), Female(女性), Fatty(肥満), Fair(色白), Fecund(多産)というのが特徴的で、中年の女性の方によく認められます。また、中性脂肪が高い方や食生活習慣(炭水化物・糖質・動物性脂肪の過剰摂取)、運動不足、長時間の絶食、ダイエットによる急激な体重減少なども胆石自体に関係していると言われています。
検査・治療
胆石症の診断は、採血検査や腹部エコー検査・CT検査などの画像診断を行います。腹部エコー検査では、「音響陰影」といって、胆石の後ろに黒い影が見られるといった所見が見られます(下図)。

検診や人間ドックなどで胆石症と診断され精密検査をご希望の方は、一度専門外来でご相談ください。










